ゆうやけニャンニャンBOYS

「アギャーーーーー!!!!!!」
監獄に響き渡る奇声。
看守が独房に駆け寄る。
「虫がっ！ 虫がっ！ 体中を這い回ってるよぉ。取ってよお巡りさん！」
もちろんそこには虫などいなかった。
あったのは部屋の片隅で両膝を抱え、ブルブル震えながら失禁している中年男の姿だけ。
2時間後、田代まさしは意識を取り戻した。
オレ、なにやってるんだろう？　リーダーや桑マンに合わせる顔がねーよな。
志村さんにも迷惑かけちゃったしな。風邪とかひいてないかな？
ここ出たらAPEのマフラー、プレゼントしよっかな？
そういえば憲武、元気かな？　貴明はあいかわらずだろうなぁ。
今思えば、あの時が一番楽しかったなぁ。
新田恵理、今何してんだろうな？
ゆうゆは心配ないと思うけど、麻巳子は秋元さんと上手くいってんのかな？
満里奈も名倉とよろしくやってるし、静香もキムタク捕まえたしな。
ま、捕まってるオレが言うのもなんだけど（微笑）。
あ、イケね！ 河合その子のこと忘れてた!　会員番号いくつだっけ？
……ま、どうでもいっか！
つーかシャブ欲しいなぁ。死ぬほど欲しいなぁ。
JHA，死のうーっと！ 我ながらナイスアイディ〜ア！
“ちょっと遠くに蛇口をひねりに行っちゃった”ライト感覚が我ながらトレンディ！
♪じゃ・あ・ねっ！ そっと手を振って♪お先に失礼〜♪
鼻歌交じりにおにゃん子メドレーを口ずさみながら、マーシーは鉄格子にタオルを縛りつけ、首にそれを巻きつけた。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!そのときだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
♪およしになってよ、マーシー♪
夢枕に立ったのは山本スーザン久美子、その人であった。
スーザン……早すぎた滝川クリステル！ 否、山本モナ!!
「田代さん、こんなイベントがあるのご存知？」
「ゆうやけ……ニャンニャンBOYS!?」
「イケメンDJ、YOU KOBAYASHIと世界初の出会い系PARTY“LIPS PINK”をオーガナイズするYAKENOHARA、そしてドープな女DJ“噛ませ猫”○＜マル＞、極めつけは人気DJ PEECHBOY＆CHERRYBOYのＷ-BOYS、そしてタイディスコ女王MAHOちゃんがゴキゲンなダンスミュージックをスピンするDISCO PARTYよ！」
「DISCO PARTY? そんなのミニにタコだぜ！」
「そんじょそこいらのPARTYとは違うわ。NA2MEと菱沼彩子、NYAAAの新作アート作品も展示されるんだから！」
「もしかしてユウコバ、やけ、ニャア、ボーイ×2……だから≪ゆうやけニャンニャンBOYS≫なのか？」
スーザンは微笑をたたえてうなずいた。
「ダジャレの帝王と呼ばれたオレが……なんてザマだ。オレが間違っていたよ、スーザン！」
マーシーは涙ながらに自分を悔いた。
＜続く＞

……そんな感じ（？）でブッかましまーす！
BACK 2 DA 80Sフレイヴァ全開！
キュートなおミャンコクラブGALSがお出迎え（←超！予定）。
COME ON LET’S DANCE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
（文責＝りあるごーるど＄＜NYAAA／東京ビッチ／NIKO￥ON ORODUCTION＞）